海外でスマホを使うとき、毎回現地SIMを探して購入するのは意外と手間がかかる。
そんな悩みを解決するのが eSIM(組み込み型SIM)。スマホさえ対応していれば、現地に着く前に購入・インストールが完了し、到着直後からデータ通信が使える。
今回レビューする Saily は、あのNordVPNを開発したNord Securityが手がける新しいeSIMサービスだ。
Sailyとは?
Sailyは、2024年3月に最初のeSIMプランの提供を始めたeSIMサービス。200以上の目的地に対応しており、短期旅行から長期滞在まで幅広いプランが揃っている。
価格比較(タイ・5GB・30日間)
2026年10月2日に公式サイトで確認した、タイ向けの5GB・30日間のデータプランの表示価格を比べる。
| サービス | データ量 | 有効期間 | 公式表示価格 |
|---|---|---|---|
| Saily | 5GB | 30日間 | US$7.99 |
| Airalo | 5GB | 30日間 | US$8.00 |
出典:Sailyのタイ向けプラン、Airaloのタイ向け固定容量プラン。表示価格は購入時点で変わる場合がある。
現地SIMはプランごとに容量・有効期間が異なるため、この表からAISとの価格の優劣は判断できない。
使い方(3ステップ)
購入前に、Sailyの対応端末一覧で自分の機種と販売国・地域の条件を確認する。Sailyには、eSIMに対応したSIMロック解除済みの端末が必要だ。
- アプリをダウンロード — App Store / Google Play で「Saily」を検索
- プランを購入 — 渡航先・期間・データ量を選んで支払い
- アプリからeSIMをインストール — Sailyアプリの「eSIMのインストール(Install eSIM)」を選び、端末に表示される案内に従う
インストールが進まない場合は、公式のインストールガイドで端末別の手動設定を確認できる。iOSでは、サポートから受け取ったQRコードを読み込む方法も案内されている。
メリット・デメリット
メリット
- アプリが直感的で使いやすい(日本語対応)
- 複数国対応のグローバルプランあり
- Nord Securityのセキュリティノウハウで通信も安心
- クレジットカード・PayPal対応
デメリット
- 一部地域ではAiraloより割高な場合も
- 通常データプランには音声通話・SMSが含まれない
公式情報によると、通常データプランとは別に、Saily phone numberという米国(+1)番号の追加サービスがある。対応国で音声通話の受発信ができ、SMSの送受信にも対応する。ただし、電話の発信は滞在国内に限られ、国際電話には対応しない。
総評
旅行者・短期ノマドには使いやすさ◎で特におすすめ。
アプリのUIが洗練されており、初めてeSIMを使う人でも迷わずセットアップできる。タイ向け5GB・30日間の表示価格はAiraloとほぼ同水準で、Nord Securityへの信頼感もプラス要素。