バンコクに移住して半年が経つ。その間、NordVPNをほぼ毎日使っている。旅行者向けの「とりあえずVPN」ではなく、生活インフラとして使っている話を正直に書く。
池袋を離れてバンコクに来るまで、VPNは「セキュリティのためのツール」程度の認識だった。実際に使い始めて分かったのは、海外在住者にとってVPNは生活インフラに近い存在だということだ。
この記事では、タイに長期滞在しているデジタルノマドとして、NordVPNを実際に使い続けている理由を5つ挙げる。旅行者目線ではなく、生活者目線の話だ。
この記事の結論
- タイ在住者にとってNordVPNは「あると便利」ではなく「ないと困る」インフラである
- 日本のコンテンツ視聴・暗号資産取引所へのアクセス・リモートワークの固定IPという3つの用途で特に効果が高い
- タイのISP規制対策には「難読化サーバー」を有効にするとトラブルが減る
目次
- 日本のコンテンツをそのまま見たい
- 暗号資産の取引所にアクセスするため
- リモートワークで固定IPが必要
- フリーWi-Fiを安全に使うため
- タイのISP規制を回避するため
- 実際の使い方・設定
- まとめ
- よくある質問
1. 日本のコンテンツをそのまま見たい
バンコクに来て最初に困ったのが、日本の動画サービスだった。NetflixはタイのライブラリになりAbemaTVは「この地域では視聴できません」と表示される。TVerも同様だ。
NordVPNで日本サーバーに繋ぐと、これらがすべて解消される。日本にいるときと同じ感覚でコンテンツを楽しめる。バンコクで日本語コンテンツを見たい人間にとって、これだけでVPN代の元が取れる。
補足: NordVPNは日本国内に100台以上のサーバーを持っており、接続の安定性は高い。動画視聴中に途切れる場面はほとんど経験していない。
2. 暗号資産の取引所にアクセスするため
これがバンコクに移住した理由の一つでもある。暗号資産をある程度持っており、今後本格的に動かす予定がある。問題は、日本の取引所の多くが海外IPからのアクセスを制限していることだ。
VPNで日本IPに繋いでアクセスする、という使い方をしている。セキュリティ面でも、取引所へのアクセスはVPNを通した方が安心できる。暗号資産を扱う人間にとって、VPNはリスク管理の一部だと思っている。
「利益が出たときの税金を抑えたくてタイに来た。それならVPNを使って日本の取引所にアクセスできる環境は必須だった。」
3. リモートワークで固定IPが必要
Web広告のコンサルティングを業務委託で複数社から受けている。クライアントの管理画面にアクセスする際、IPアドレスが毎回変わると不審なアクセスとして弾かれることがある。
NordVPNには専用IP(Dedicated IP) オプションがあり、毎回同じIPアドレスで接続できる。これを使うようになってから、クライアントのツールへのログイン時にブロックされる問題がなくなった。リモートワーカーにとって、固定IPは地味だが重要な機能だ。
4. フリーWi-Fiを安全に使うため
バンコクはカフェやコワーキングスペースが充実していて、フリーWi-Fiを使う機会が多い。ただし、フリーWi-Fiはセキュリティリスクが高い。暗号化されていないネットワークでは、通信内容が傍受される可能性がある。
VPNを使えば通信が暗号化されるため、フリーWi-Fiでも安全に業務ができる。NordVPNはアプリを開くだけで自動接続できるので、接続し忘れる心配もない。
5. タイのISP規制を回避するため
タイではギャンブルサイトやポルノサイトへのアクセスがISPレベルでブロックされている。これ自体は問題ではないが、業務で使うツールやサービスが巻き添えでブロックされることがある。特定のVoIPサービスや、海外のマーケティングツールにアクセスできない場面を経験した。
VPNを通すことでこれらの制限を回避できる。日本と同じ感覚でツールを使いたいなら、VPNは欠かせない。
実際の使い方・設定
基本的な使い方
NordVPNとはVPN(仮想プライベートネットワーク)サービスの一つで、通信を暗号化しながら任意の国のサーバーを経由してインターネットに接続できるツールである。アプリを開いて「日本」を選択して接続するだけで使える。スマートフォン・PCともに同じUIで操作でき、一つのアカウントで最大10台まで同時接続できる。
タイで使う際の推奨設定
タイのISPはVPNトラフィックを検出してブロックしようとすることがある。その場合は**「難読化サーバー」**に切り替えると繋がりやすくなる。NordVPNのアプリ内、設定の「詳細設定」から有効化できる。
速度について: VPNを通すと多少速度は落ちる。ただし動画視聴・ビデオ会議程度であれば体感上ほぼ問題ない。バンコクのAIS・TrueMove H回線との組み合わせで快適に使えている。
まとめ
タイ在住者がNordVPNを使う5つの理由を整理する。
- 日本のNetflix・AbemaTV・TVerを見るため
- 日本の暗号資産取引所にアクセスするため
- リモートワークの固定IPとして使うため
- フリーWi-Fiでの通信を暗号化するため
- タイのISP規制によるツールブロックを回避するため
旅行者であれば「あると便利」なVPNだが、長期滞在・移住者には「ないと困る」インフラになる。月数百円の出費で上記すべてが解決するなら、使わない理由がない。
なお、NordVPNは2年プランで契約すると月額換算で大幅に安くなる。タイに長期滞在するなら最初から長期プランにした方がコストパフォーマンスが良い。
よくある質問
Q. タイでNordVPNは使えますか?
A. 使えます。ただしタイのISPがVPN通信をブロックする場合があるため、アプリの設定から「難読化サーバー」を有効にすると安定して接続できます。
Q. NordVPNで日本のNetflixは見られますか?
A. 見られます。NordVPNのアプリで日本サーバーを選択して接続することで、タイにいながら日本のNetflixライブラリにアクセスできます。AbemaTV・TVerも同様に視聴可能です。
Q. 海外から日本の暗号資産取引所にアクセスできますか?
A. 多くの日本の取引所は海外IPからのアクセスを制限しています。NordVPNで日本サーバーに接続することでアクセスできるようになりますが、各取引所の利用規約を事前に確認することを推奨します。
Q. NordVPNの料金はいくらですか?
A. プランによって異なりますが、2年プランが最もコストパフォーマンスが高く、月額換算で最安になります。30日間の返金保証があるため、まず試してから継続するかどうか判断できます。
Q. 1つのアカウントで何台まで使えますか?
A. 1つのアカウントで最大10台まで同時接続できます。スマートフォン・PC・タブレットをまとめてカバーできます。
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